写真展『Flower Frame』のはなし
気がつけば2月、はやくも1年の12分の1が過ぎてしまいました…
とても今更ですが、あけましたおめでとうございました!
2016年も、12yenをよろしくお願いいたします。
私自身、12yenのメンバーの一人として、2016年はどんな想いで、どんな形で写真を表現していこうかと未だ模索中であります…
そんな手探りの中で、少しだけ去年のことを振り返りたいと思います。
12yenとはまた別の場として、昨年12月に、自由が丘のポパイカメラさんにてグループ写真展『Flower Frame』を開催させていただきました。
テーマは”6日間限定・6人の店主による花屋”。
お花屋さんが写真展をやるの?と思われてしまいそうですが、実際のところ、仮想・空想のお花屋さん。
とは言え、せっかくなので、
お花屋さんをイメージして、みんなでおそろいのエプロンをしてみたり♪
『Flower Frame』
もともとは額の中に花を閉じ込めるという意味を込めてでしたが、最終的に形になったのは、
額の中を飛び越えて、小さなギャラリー全体をフレームにたくさんの写真とドライフラワーで埋め尽くされた空間。
ギャラリー全体がフレームであると捉え、あえて一人一人の展示スペースを区切らずに、6人の作品を組み合わせながらのレイアウトになりました。
2つの壁面に大して、一つは額をそろえた作品たちを。そしてもう一つは、あえて再生紙に写真をプリントし、言葉を綴った紙を壁地面にぺたぺたと貼ったものを。
すべて合わせて100枚を超える写真に囲まれた空間となりました。
改めて、プリントしてこそ写真には命が宿るということ、そしてそれは決して写真紙だけには留まらず、表現方法はさまざまであることを、強く実感した瞬間でもありました。
また、一意に”花の写真”といっても、その美しい形や色はもちろん、どこか人の温かさや息吹を感じるものもあったりと、その表現は六人六色で、無限大であるということもー。
みんなで一つのものを表現することの、難しさと楽しさをつくづく感じた写真展でした。
お越し下さったみなさま、本当にありがとうございました!
12yenの展示、そしてこのFlower Frameの展示、2つの展示の経験を活かして、2016年も引き続き写真Lifeを楽しんでいけたらと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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